理事長 伊藤 修
学校法人尾張学園の歴史は江戸時代の文政期にさかのぼり、1827年(文政10年)に真宗大谷派名古屋別院に創立された仏教研究所「閲蔵長屋」(えつぞうながや)にはじまり、以来190年を超える伝統を誇ります。
本学園は、「宗祖親鸞聖人のみ教えに基づき、いのちを大切にし、真実に生きる人間形成を目指す」を建学の精神とし、浄土真宗の教義に基づいた教育を目的に設立され、宗教教育を基底とすることで、より豊かな人間形成を目指しています。
名古屋大谷高等学校・豊田大谷高等学校、それぞれの学校が恵まれた環境の中で教育施設を整え、独りの大切ないのちから学ぶ宗教教育を通じて、個性に応じた進路を実現し、充実した部活動の推進などを図ってまいります。
学園をご縁とした生徒、保護者、教職員、すべての出会いや学びが、尊い人生として育まれんことを願いつつ、平成29年に迎えた創立190周年のコンセプトである「190年の感謝を、200年(みらい)につなぐ。」のもと、来たる令和9年の創立200周年を見据え、さらに学園を充実、発展させてまいります。